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…世間的怜悧は、他の人達に対して影響力をもち、この人達を自分の意図のために利用するような対人的熟練である。また私的怜悧は、すべてこれらの意図を、彼自身の永続的利益のために合一させる明察である。…第一の意味では怜悧であっても、第二の意味では怜悧でないような人については、こう言ったほうが適切である、ー彼は、利口で狡猾であるが、しかし全体としては決して賢こいとは言えない、と。
— 道徳形而上学言論 -カント 篠田英雄訳 p73